多様性を受け入れる新しいデザインアプローチ

02.09.2019

欧州欧米のデザインを真似て、デザインスキルを培って来た50年。
ここに来て、日本をはじめ、ASEAN諸国のデザインに自国の文化や歴史背景が取り込まれ、改めて再構築されるデザインの存在に気付かされる。真似から培ったデザインスキルを「区別化差別化」する意味でも自国のアイデンティティをエッセンスに取り込み、表現することで実現できており、国内マーケットにおいても、自国のデザインモチーフが市場にピッタリ溶け込んだ良いタイミングだったのだろうと。

だからと言って、それがデザイントレンド化し、蔓延化すると再び同じことを繰り返すこととなる。多様性を受け入れる時代だからこそ、「区別化差別化」を意識した取り込み方を心がけたいですね。自国のデザインモチーフはエッセンスにとどめ、国内外へ浸透させるためにどうすれば良いか?をデザインに投下させて欲しい。でないと同じ世界感のモノで溢れ、結果デザインが消費されて終わるからです。

過去のデザインや意匠は過去のもの。毎度のようにそこに立ち戻ると未来に進めないし、次世代に残せいないデザインが生まれる。過去のデザインエッセンスを使いながら、多様なアプローチを試みたデザインを作ることを意識したいと思うわけです。という意味でも、20歳前半の若者たちの作品づくりは大好きです。トレンドをうまく取り込み、抜け出そうとする思考が垣間見れるからです。さぁーオジさんも頑張ろうっと!