スティーブ・ジョブズへ

06.10.2011

ジョブズ、あなたの死はあまりにも早すぎる。あなたのアイデアから生まれた数々の商品、いや「作品」と呼ばせてもらいます。幾世代か若い僕があなたの生み出した作品に出会わなかったら今日の僕は存在していなかった。版下制作の時代からデザインをはじめた僕は、あなたの作品とあなたの考え方に出逢い、衝撃が走ったことを覚えています。最初に使ったマックはⅡciやCentoris650、Quadraなど。モニターはまだCRTブラウン管で、はじめてマックを起動した時に表示された「Hello」の言葉には本当に感動しました。あれから20年近く、あなたの生み出した「Mac」と共に成長し、今があるのだろうと思います。1983年に一度アップル社から離れたあとの商品は、やはり完成度が低く、あなた精神が込められていないと感じました。しかし、1997年に復帰されてからのアップル社は見違えるかの如く、躍進されましたね!?本来の姿にもどった気さえしました。それを考えると、あなたのいなくなったアップル社が今後どうなっていくのか?の不安もあります。良いカタチであなたの精神が根付いていることを祈ります。56歳という若さでのあなたの死去は、本当に早すぎるし、まだまだ驚かせて欲しかった。苦しい時期や辛い時期もあったかと思いますが、これを機にゆっくり休んでください。あなたの精神を愛し、あなたの作品を愛するものは、世界中にたくさんいます。たくさんの感動を本当にありがとう!ご冥福をお祈り致します。

ジョブスに直接届けられるならば、このメッセージを贈るだろう。

遂にペーパーPCがっ!

28.07.2011

この度、カナダのオンタリオ・クイーンズ大学の研究チームが紙のように薄いディスプレイを開発し、この技術を応用した試作の端末「Paper Phone」を完成させており、5年以内にはスマートフォンへの採用を検討中とのこと。iPhoneのようなタッチスクリーンのようなスムーズな動作の実現には至っていないけど、この動画を見る限り、近い将来、iPhoneの「Paper Phone」が出そうな予感はしますね!?超〜期待。

ガラス作家、荒川尚也さんの工房へ。

26.07.2011

丹波篠山「トロンコ」で使用しているグラスは、カフェスタッフが愛用していたグラス。そのグラスを作っているガラス作家の荒川尚也さんのお弟子さん数名で構成される「吹き屋」というユニット(ブランド)。
先日、トロンコで僕がひとつ割ってしまったことから、直接工房に伺うことになり、先日京都の京丹波に行ってきました。いつもトロンコに向かう際に使用する舞鶴若狭道の篠山口を降り、そこから北へ向かうこと、40分。トロンコからは地図で見ていると近いはずなのに、不安になるほどの道のりを感じました。緑豊かな山間にひっそりと現れたのが、荒川さんのご自宅と工房でした。

現場に着くとすぐにお弟子さんに迎えられ、荒川さんの母屋に通されました。居間の椅子に腰掛け、目線をそらした先にはバロック音楽のCDが無数に積みあげてあり、この音楽を聴きながら作品が生まれているのかぁ?と、きょろきょろしてると「どうもどうもっ」と現れた人こそが荒川尚也さん。実はその日、お弟子さんとだけの面会だと思っていたので、ご本人が登場して少し驚きました。しかし、物腰もやわらかく、おしゃべりの中にもユーモアさえ感じほどのお人柄に安心し、僕もいつもの自分に戻れました。荒川さんが吹かれた綺麗なグラスに氷とお茶を入れていただいたのですが、あまりの美しさに口を付けるのも忘れてしまってました。
話は荒川さんが吹きガラスをはじめるきっかけになった北海道の豊平ガラスでの修行話からはじまり、師匠との出逢い、独立、そして弟子育成、ガラス工芸の未来、そして伝統工芸品を啓蒙する活動話へと話の内容は尽きることはありませんでした。僕自身すごく興味のある話だったこともあり、聞き入ってしまいました。
表現するものは違っても、ものづくりをするという共通点から自分の仕事内容やスタッフのこととを自然とリンクさせたりしていました。このブログに書き出したら、すごい文字数になるのでまたの機会にお伝えすることにして・・・。

1時間ほどのふたりのおしゃべりを終えて、荒川さんが「工房に行って説明しようかっ!?」と。ご自身で作られた窯や炉を見せていただきながら、その時注文をいただいていたレストランで使用されるオーダーメイドのワイングラスの製造工程を説明を入れながら、実際にご自身で吹いていただきました。夏だし、窯もあるし、工房は熱いんだろうなぁ?と思うのですが、これが結構涼しかったのでビックリしました。しかし、吹かれている荒川さんの額には汗が流れていましたが・・・。
母屋で話していた時に話題になった「チーム(弟子育成)」の話が制作工程の中で垣間見ることが出来たのです。「このことを荒川さんは言っていたのだぁ?」と。荒川さんを中心に作業するお弟子さんたちは、荒川さんの次の作業を予測しながらサポートしているのです。これまた、驚くほど美しいんです。チームワークの素晴らしさ、そしてお弟子さんがいてこそ、実現する「吹き屋」の存在。荒川さんの素晴らしい人間性を見ることの出来た工房見学でした。

荒川さん、先日は本当にありがとうございました。
また、遊びに行かせていただきます。

デザイン対談:第二弾を終えて。

05.06.2011

ゲストに迎えたお二人、何故か10年くらいの付き合いですが、いっしょに何か取り組むということは一度も無かったのですが、今回対談というカタチで実現。
ひとりは出身地が広島という共通点がある後輩で尊敬出来るプロダクトデザイナーの大治将典くんと、もうひとりは大阪は堀江に事務所があるころからの友人でもあり、ライバル?でもある(笑)デザインユニット「graf:グラフ」の代表、服部滋樹氏である。大治くんとは彼が広島時代に立ち上げた「MSG」というデザイン事務所と10年程前にイベントをしたことをきっかけに、コンタクトを取らせてもらっている友人です。後輩ではありますが、ものづくりに対する思いや熱意、何より職人さんやその仕事に関わる全ての人や環境に気配りをし、コミュニケーションを大切に出来る人というところは本当に尊敬します!
グラフの服部くんとも1年ぶりぐらいに再会したわけですが、彼も大治くん同様にものづくりのプロセスや背景を大切にする人として、尊敬出来るひとりです。
今回のデザイン対談のテーマは「暮らしに溶け込むデザインとは?」というお題で、事前におふたりには伝えていたのですが、進めてみるとやはり脱線。でも、ちゃんとミッションはクリアするあたりは流石のふたり。関心した。
暮らし方は人によっていろいろじゃないですか?「暮らしに溶け込む」ということは、そのプロダクトを使う人の暮らし、暮らし方をどんな楓にイメージするか?で、ものづくりは変わるのかもですね!?と。その道具、プロダクトを使う人のことを考えて、企画・デザインすることが「暮らしに溶け込むデザイン」なのではないでしょうか?という見解で対談は終わった感じでした。
大治くんと服部くんがゆっくり、じっくり話をする機会も今回がはじめてだったこともあり、彼らは彼らのことをじっくり質問し合いかったようでした。至る箇所で脱線する内容はそう思わざるを得ない感じ?。
僕は僕で別のことを考えていました。自分たちの作り出すプロダクトやデザインというものが絶対的なものであり、それが正しいと信じていた5~10年を経過させ、熟成させたのちに気付くこと、それはこの年月で出会った人間関係やそのつながりで生まれる企画やプロジェクト。それが本当にしたいことであり、やらないといけないことということに。
今回の対談では、改めてそのことに触れられたトークだったように思います。
酒場で交わしたさまざまなアイデアが実現することを祈りつつ・・・本当にありがとう。

Pantoneのクッキー?

04.06.2011

アメリカで子供に向けたデザイン・クリエイティブを教えている「KimCreativeStar」のブログに面白い記事が載っていたので紹介します。パントーンのブリキ缶に入ったパントーンクッキーです!まずがパントーン社には許可はとっていないと思うのですが、キムがアメリカのDickBlickという文房具のお店でこのブリキ缶を見つけ、その中にパントーンチップの形状をしたクッキーを入れて生徒たちに渡すというアイデアが浮かび、制作したものらしいです。ブリキ缶はディックブリック社のサイトでも買えますし、クッキーのレシピは下記のブログ内でも紹介しまています。こういうのっていいですよね!?可愛いし、デザイン的にも最高っす!

https://www.kimcreativestar.com/Portfolio/Cures_for_Boredom/Entries/2011/1/1_PANTONE_CHIP_COOKIES!.html

丹波篠山のショッププロジェクト始動!

01.06.2011

阪神百貨店のオープン時期と同じ頃に、実はもうひとつのお店がオープンすることになる。
場所は兵庫県篠山市という古民家などが建ち並ぶ城下町である。現トリトンカフェとはまったく違うコンセプトでお店を計画しています。ショップの名前は「TRONCO:トロンコ」。意味はスペイン語で「旅行カバン」という意味。現地の工芸品や産地ものと併せて、思い出も詰め込んで帰って欲しい!1泊2日のプチ旅行に出かける気分で来て欲しいなぁ?という思いで名付けました。
確かに丹波篠山という城下町の長屋を使用してお店をするのですが、そのロケーションに合わせた商材を販売したり、お料理を提供するのではなく、折角来ていただいたお客さんが「すごいねぇ!」「格好いいねぇ!」と言ってくれるように、ある意味ロケーションやお店の外装からの予想を裏切る感じのコンセプチャルなショップづくりに心がけています。今回のお店は、観光の方に向けたものではなく、地元の方々にお店を開く楽しみや希望、または地元の若者たちもこの篠山でお店を開きたい!と思ってもらえる足がかりになればいいなぁ?と思っています。
昔、普通にあったはずの本屋や文房具屋、喫茶店、花屋などは若者や街の担い手が少なくなったことでシャッターを閉じたままです。でも、その普通にあったお店を普通に作っても、現地の方々にも喜んでいただけないのでは?ということで、少しだけ非日常を提供することで、都会に行かなくとも体験出来るのかなぁ?と。地元の方々が少し若返る感じをイメージしていますし、そうなることを楽しみにしています。
それと同時に僕として、トリトンが次の時代に向かうべく、方向性を実験したり、確認する場所でもあります。将来、ここから生まれるモノがたくさん出てくることを祈りつつ・・・完成はもう少しです。

不思議な出逢い!

01.06.2011

来月6月22日に大阪は梅田の阪神百貨店にトリトンカフェが出店することになりました。神戸で11年、ひたすら自分たちらしいお店づくりをし、出来れば神戸以外に出店することは避けたい!とず〜と思っていました。しかし、今回阪神百貨店のフロアー企画をされているマネージャーさんが僕たちを誘致するにあたり、かなりの労力と知恵を使い、上層部の方や経営陣に駆け寄ってくれたらしく、その話を聞いて、「そこまで言ってくれるならば、出ましょう!」という運びで今日に至ります。出店を決めた日に実は僕の頭の中には既に次のステージに向かわせるトリトンカフェのイメージは完全で出来上がっていて、現在、お店づくりをはじめ、販売商品のMD構成などに反映させております。単なるカフェでなく、雑貨や服を取り扱い、イベントや展示会を行う、ミクスチャーされるカフェの魅力でお声掛けいただいたとも考えると普通ではダメだなぁ?と。では、商品づくりで何か特徴を出せないかと、カフェスタッフとコンフィチュールの開発にかかりましたが、煮沸をはじめ、作業スペースなどといったさまざまな問題からなかなか実現出来ませんでした。
しかし、昨年10月に丹波篠山で開催された「ササヤマルシェ」で既に出会うべき人に出会っていたのです。どうしようかとスタッフと悩んでいる時にメールがっ!「今度、近くでマルシェに参加するので、ご挨拶を兼ねて伺います!」とご連絡をくれた方こそ、神戸で野菜ソムリエを取得し、無農薬野菜を使ったコンフィチュールづくりをする「VegeMerry」さんでした。そのvegeMerryさんの協力があって、今回コラボレーション企画が生まれました。出会うべくして出会ってるんですよね!?本当に不思議な出逢いです。
そんなこんなでコラボレーション企画はコンフィチュールに限らず、さまざまなカタチで取り組みが始動しています。阪神店でもそのカタチが見れることでしょう!乞うご期待。

salyu x salyu – muse’ic visualiser iPhone App

11.05.2011

サリュの新プロジェクトが始動!と言ってもコーネリアスとの共同プロジェクトなんだけど、新曲のプロモを兼ねたインタラクティブなミュージックビデオアプリ「muse’ic visualiser」がリリースされました。このアプリいいです!日頃目にしている風景がサリュの新曲「muse’ic」とシンクロして変化するように作られている。当然、風景を変えるたびに何度でも「muse’ic」を自分の日常に置き換えて楽しむことが出来るアプリってわけです。こういうアプリがいつか出るだろうなぁ?と思っていたら、このユニットで実現するとは・・・?ちょっと驚きです。

原発について!

25.04.2011

昨日、4月24日のお昼間にテレビを見ていたら、すっごい情報がっ!
番組タイトルは「たかじんのそこまで言って委員会」という関西ローカル番組で、レギュラー出演をしている三宅先生が突然発言。ウランを1/1,000に減らせ、同量のウランで90倍ものエネルギーを作り出すという「トリウム溶融塩原子炉」という原発方法があるという話をしていた。アメリカは軍事転用出来、プロトニウムを作り出す現行の原発方式を推進しているため、日本も同様の方式で稼働させているようです。この「トリウム溶融塩原子炉」という原発方法は1960年にアメリカで開発された技術で、有害物質を作らないどころか、放射線漏れもないそうです。ただ、核技術のためにはどうしてもウランを燃やしたかったアメリカがこの方式を封印したようです。しかも、この方式は現原子炉での活用も出来るとのことで、東電も切り替えてくれたら良かったのに~!と思う。
この度、中国が公式発表した原子炉開発計画には、この「トリウム溶融塩原子炉」という原発方法を採用した原子炉を作るとのこと。ある意味、アメリカに追随する日本国って、自国を経営するセンスがないってことだわぁ?と思った。マジで中国を見習おう!そう思った番組内容だった。それと別にもうひとつ、レギュラー出演をしている勝谷誠彦氏が興味深いネタを披露。それは筑波大学の教授たちが発見した藻類の一種のオーランチオキトリウムである。2万ヘクタールの広さで培養すると現在日本で消費する石油と同じ量がまかなえるらしい・・・?これが本当だとすると、新エネルギー開発へとつながるし、何より新しいビジネスの展開が見えてきますね!?でも、いろんな政治力も同時に働きそうですね!?

デザイン対談を終えて・・・!

07.03.2011

3月5日(土)にトリトンカフェで第一回目のデザイン対談を開催した。
どんな人たちが参加して、どんな対談になり、どんな交流会となるか?不安もいっぱいでしたが、総勢75名もの参加者で会場は埋め尽くされました。対談のテーマは「デザイナーの可能性って?」というお題で、一応レジュメも作成してはじめたのですが、グダグダの進行になってしまったことが、ちょっと反省点。期待していた内容と違った!など、感想はさまざまななんだろうなぁ!?と思いますが、終わってから届くメールを読んでいると開催して良かったと思った。僕がこの対談を設けた理由としては、若いデザイナーや学生さんが自分の進むべき道なのだろうか?とか、どんな風に自分を表現すればいいのか?とか、どんな風にプレゼンすればいいのか?など、悩んでいることがきっとたくさんあるに違いない!そんな希望に満ちた若いデザイナーさんたちの悩みや問題点をクリアーにしてあげるきっかけを作りたい!と思って企画した対談だったので、デザイナーとして輝くための手法やテクニックなどを聞きたかったお客さんには満足してもらえなかったかもですね!?それとゲスト参加いただいた3名の選定ポイントとしては、WEBデザイン&プロデュース系から京都リフサインマガジンの佐野さん、それと家具をはじめ、プロダクトや空間のデザインをしてる朝陽さんとグラフィックデザインの僕とさまざまな職種デザイナーから「デザイナーの可能性」について語ることで、デザイナーの定義を超えて、デザインすることの喜びを感じてもらえれば、と思いこの3名で進めました。参加者の中には僕も思っていた通り、デザインと雑貨作りをする人やデザインをしながら音楽活動をしている人や、弊社と同じようにデザインをしながらセレクトショップを営む人など、デザインを楽しんでる人って、僕もそうですが、型やセオリーに収まることなく、表現の場をどんどん作っていくんですよね!?それでいいんだと思います。まずは、好きなモノをみつけ、好きなコトをし、それと違う場所や機会とつなげていく!そんなことの繰り返しなんですよねぇ〜!失敗を恐れていると何も動かないし、アクションしないと失敗にもぶつからない!のです。頭で一生懸命考えるだけじゃダメなんです。こどもの教育もそうです。現代のママは過保護ですよね!?「そこに行ったら階段があるから危ない!」とか「そう使うと手を切るよ!」とか言って、全てのアクションを止めているのが実情。僕こどもは一回こけてみて、血を出して、痛みを理解した方が早い!と思うので、注意しません。(注意しないといけないことはしますよっ)それと同じでデザイナーを目指す人、既にデザイナーである人もあまり頭の中だけでいろいろ考えるのでなく、思いついたら行動!してみれば、いろんなことに気づくと思います。考えていることを正当化して逃げてることはかっこ悪いと思うし、考える暇があったらやろう!って感じですね?
そうそう、対談終了後の交流会で参加者同士がつながり、知り合えた方々と楽しいことを企んでいる!との報告を受け、今回の対談がどれだけ若者のこころを動かせたのか?の不安なども一気に吹き飛んだ感じです。そんな人たちのメールを読んでいると僕も暖かい気持ちになると同時に頑張ろう!って思いましたね。デザイナーの未来は明るいし、可能性はまだまだあるなぁ?と痛感出来た対談だった。